まいにちを豊かに暮らす。
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出産の記録
ちょっと生活が落ち着いてきたので、忘れないうちに妊娠の締めくくり、私の出産について記録。
6月4日(金)
月曜入院予定のため、夜だんなさんが来る。
寝る前に子宮口を開きやすくする三陰交のツボを思いっきり押してもらう。自分でやるのとは大違いでかなり気持ち良かった。
6月5日(土)
AM2:30
睡眠中、尿漏れした感じがして急いでトイレへ行くと、なんと大量の出血。ばしゃーっていうレベル。ツボ押しが効いたのか?ドキドキしたが、ようやくか!と思ってかなり嬉しくやる気が出る。病院へ連絡後、母と旦那さんを起こし、病院へ向かう。
AM4:00ごろ
病院に到着、内診(この日の当直は例のイケメンドクター)。開きは4,5cmくらいとのこと。まだ痛みは無いと伝えると、「痛みにちょっと鈍感なのかもね、いい意味でね」と言われる。鈍感って…。LDRに通され、分娩監視装置のベルト装着。まだまだ余裕。
AM7:00
前駆陣痛レベルの痛みが10分間隔くらいに感じるようになったが、間隔が狭まることはなく朝食。全部食べて歯磨きまでした。ほんと余裕。
AM9:00
なかなか進まないので病棟をだんなさんに付き添われうろうろと歩く。これが効果てきめん。一気に5分間隔になる。痛いときは手すりに前かがみにつかまり、腰の下部を押してもらう。LDRに戻って内診するも、まだ5cm程度。揺り椅子?みたいなのに座っているとかなりラクだった。しんどいながらも、まだ冗談は言えるレベル。
PM0:00
かなり痛みが増してきて、陣痛中は声を出さずにはいられなくなる。2分間隔~5分間隔を行ったり来たり。昼食は食べれず、持参していたウィダーを飲む。ここからがしんどかった。痛みは下に下がり、お尻の方へ移動。痛いというか、重いというか。
PM2:00
「お尻の方に痛みが来たら呼んでね」と言われていたので、助産師さんを呼ぶ。内診ではまだ7cm。確かに、今思えばいきみたくなる程ではなかったな…。入口が残っているそうで、なかなか良い陣痛がつかず、痛みが遠のくこともあったため、足浴をする。このとき、ベッドに腰掛けるだけでも一苦労だったのにびっくりした。これが効果絶大で、ぽっかぽかになり一気に陣痛戻る。このときの痛みがピーク。
PM4:00過ぎ
助産師さん交代。助産師外来で私が良い印象を持たなかった人になった。「げ」と思ったが、このあと彼女に対する認識が180度変わる。すごいスマートな仕事っぷりで、とてもやりやすかった。この頃にはお尻から砲丸が出るんじゃないかと思うくらいの鈍痛。お尻の穴を押してもらうが、全然効かない。まだ多少入口が残っている状態っぽかったが、ベッドが分娩台に変形し、いよいよ「産む」段階へ。
主治医の先生が来てくれて(私服だったから勤務日じゃなかったのかな)、顔見たらすごく安心した。台に乗せた足がおかしいほど震えるので、びっくりした。助産師さんのリードに合わせ、陣痛に合わせていきむが、「いきむ」が良く分からないことに気づく。今思うと恥ずかしいが、「う○こする感じですか?」と聞いた(笑)ひたすら、陣痛を感じたら息を吐いておへそを見てめいっぱいいきむ、の繰り返し。これがしんどいことしんどいこと!よく、数回いきんだら産まれました、とか聞くけど、私はそうじゃなかった。今思っても、いきむのがいちばんしんどかった。しんどすぎて陣痛を痛いと感じなかった。
先生がリードしてくれると、するりとペースにのれ、自分が思っている以上にいきまないとダメだということ、長くいきめばいいってもんじゃないことにに気づき、ここからが早かった。丈夫な卵膜だったようで、助産師さんにより破水。あたたかい羊水を感じて気持ち良かった。
PM7:00過ぎ
先生に、「あと2回いきんだらでるぞ~」と言われるも、股にはさまった感覚も無いし、絶対ウソだと思って2セットほどいきむと…
PM7:23
突然、「はい、いきむのやめて!」と言われ、ずるっと…誕生!このときの快感はすごかった。何というか、性的な快感に近いものがある。ふやけて少し紫っぽい、「そうちゃん」との対面。と同時に、空に向けておしっこを飛ばす(笑)元気で本当にほっとした…。
この後、家族で写真を撮り、チェックのため息子は隣室へ、私は後産と産後の処置。胎盤がなかなか出なかったため、多量出血。会陰は切らなかったものの、少し傷になったところを数針縫った。
処置が終ると、カンガルーケア。ぱっちり目覚めた息子と目を合せる。頭から、鉄くさい懐かしいような匂いがする。感動したが、おなかの上で大量の胎便をし、唖然とする(笑)
:::::::::::
以上、産後が大変過ぎて忘れかけていた第一子、創志のお産の記録。母子手帳の分娩時間は13時間50分でした。平均的…
私の感想をまとめると。
・陣痛って痛いんじゃなくて重い。お腹じゃなくて腰とお尻にくる。もっと痛いのかと思っていたが、そうでもなかった。
・立会したが、押してほしい位置とか指示するのが面倒だった。指がおかしな方向を向くほど力を入れていたそうだが、「この子なにふわふわと押してんのやろ?眠いんちゃうか?」といらっとしたほど。どっちかというと、いきみの間欠に水を飲ませてくれたのが助かった。彼なりに頑張ってくれてたのに申し訳ないけどそう思ってしまった。誕生の瞬間を一緒に見れたのは良かったと思うので、立会自体はプラスかなと思う。
・呼吸を整え、自分の世界に没頭できた時に一気に進んだ。↑みたいな指示に気を取られているときはリズムが乱れた。助けてもらおう、産ませてもらおうと思ってるうちはほんとダメなんだなぁと思った。集中が大事。
お産の思い出って、人によってまちまちだと思いますが、私はとても楽しかったです。スタッフの方々や先生のケアがよかったからなのか。つくづく、女ってすごいなと思いました。いい経験させてもらいました。
6月4日(金)
月曜入院予定のため、夜だんなさんが来る。
寝る前に子宮口を開きやすくする三陰交のツボを思いっきり押してもらう。自分でやるのとは大違いでかなり気持ち良かった。
6月5日(土)
AM2:30
睡眠中、尿漏れした感じがして急いでトイレへ行くと、なんと大量の出血。ばしゃーっていうレベル。ツボ押しが効いたのか?ドキドキしたが、ようやくか!と思ってかなり嬉しくやる気が出る。病院へ連絡後、母と旦那さんを起こし、病院へ向かう。
AM4:00ごろ
病院に到着、内診(この日の当直は例のイケメンドクター)。開きは4,5cmくらいとのこと。まだ痛みは無いと伝えると、「痛みにちょっと鈍感なのかもね、いい意味でね」と言われる。鈍感って…。LDRに通され、分娩監視装置のベルト装着。まだまだ余裕。
AM7:00
前駆陣痛レベルの痛みが10分間隔くらいに感じるようになったが、間隔が狭まることはなく朝食。全部食べて歯磨きまでした。ほんと余裕。
AM9:00
なかなか進まないので病棟をだんなさんに付き添われうろうろと歩く。これが効果てきめん。一気に5分間隔になる。痛いときは手すりに前かがみにつかまり、腰の下部を押してもらう。LDRに戻って内診するも、まだ5cm程度。揺り椅子?みたいなのに座っているとかなりラクだった。しんどいながらも、まだ冗談は言えるレベル。
PM0:00
かなり痛みが増してきて、陣痛中は声を出さずにはいられなくなる。2分間隔~5分間隔を行ったり来たり。昼食は食べれず、持参していたウィダーを飲む。ここからがしんどかった。痛みは下に下がり、お尻の方へ移動。痛いというか、重いというか。
PM2:00
「お尻の方に痛みが来たら呼んでね」と言われていたので、助産師さんを呼ぶ。内診ではまだ7cm。確かに、今思えばいきみたくなる程ではなかったな…。入口が残っているそうで、なかなか良い陣痛がつかず、痛みが遠のくこともあったため、足浴をする。このとき、ベッドに腰掛けるだけでも一苦労だったのにびっくりした。これが効果絶大で、ぽっかぽかになり一気に陣痛戻る。このときの痛みがピーク。
PM4:00過ぎ
助産師さん交代。助産師外来で私が良い印象を持たなかった人になった。「げ」と思ったが、このあと彼女に対する認識が180度変わる。すごいスマートな仕事っぷりで、とてもやりやすかった。この頃にはお尻から砲丸が出るんじゃないかと思うくらいの鈍痛。お尻の穴を押してもらうが、全然効かない。まだ多少入口が残っている状態っぽかったが、ベッドが分娩台に変形し、いよいよ「産む」段階へ。
主治医の先生が来てくれて(私服だったから勤務日じゃなかったのかな)、顔見たらすごく安心した。台に乗せた足がおかしいほど震えるので、びっくりした。助産師さんのリードに合わせ、陣痛に合わせていきむが、「いきむ」が良く分からないことに気づく。今思うと恥ずかしいが、「う○こする感じですか?」と聞いた(笑)ひたすら、陣痛を感じたら息を吐いておへそを見てめいっぱいいきむ、の繰り返し。これがしんどいことしんどいこと!よく、数回いきんだら産まれました、とか聞くけど、私はそうじゃなかった。今思っても、いきむのがいちばんしんどかった。しんどすぎて陣痛を痛いと感じなかった。
先生がリードしてくれると、するりとペースにのれ、自分が思っている以上にいきまないとダメだということ、長くいきめばいいってもんじゃないことにに気づき、ここからが早かった。丈夫な卵膜だったようで、助産師さんにより破水。あたたかい羊水を感じて気持ち良かった。
PM7:00過ぎ
先生に、「あと2回いきんだらでるぞ~」と言われるも、股にはさまった感覚も無いし、絶対ウソだと思って2セットほどいきむと…
PM7:23
突然、「はい、いきむのやめて!」と言われ、ずるっと…誕生!このときの快感はすごかった。何というか、性的な快感に近いものがある。ふやけて少し紫っぽい、「そうちゃん」との対面。と同時に、空に向けておしっこを飛ばす(笑)元気で本当にほっとした…。
この後、家族で写真を撮り、チェックのため息子は隣室へ、私は後産と産後の処置。胎盤がなかなか出なかったため、多量出血。会陰は切らなかったものの、少し傷になったところを数針縫った。
処置が終ると、カンガルーケア。ぱっちり目覚めた息子と目を合せる。頭から、鉄くさい懐かしいような匂いがする。感動したが、おなかの上で大量の胎便をし、唖然とする(笑)
:::::::::::
以上、産後が大変過ぎて忘れかけていた第一子、創志のお産の記録。母子手帳の分娩時間は13時間50分でした。平均的…
私の感想をまとめると。
・陣痛って痛いんじゃなくて重い。お腹じゃなくて腰とお尻にくる。もっと痛いのかと思っていたが、そうでもなかった。
・立会したが、押してほしい位置とか指示するのが面倒だった。指がおかしな方向を向くほど力を入れていたそうだが、「この子なにふわふわと押してんのやろ?眠いんちゃうか?」といらっとしたほど。どっちかというと、いきみの間欠に水を飲ませてくれたのが助かった。彼なりに頑張ってくれてたのに申し訳ないけどそう思ってしまった。誕生の瞬間を一緒に見れたのは良かったと思うので、立会自体はプラスかなと思う。
・呼吸を整え、自分の世界に没頭できた時に一気に進んだ。↑みたいな指示に気を取られているときはリズムが乱れた。助けてもらおう、産ませてもらおうと思ってるうちはほんとダメなんだなぁと思った。集中が大事。
お産の思い出って、人によってまちまちだと思いますが、私はとても楽しかったです。スタッフの方々や先生のケアがよかったからなのか。つくづく、女ってすごいなと思いました。いい経験させてもらいました。
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